医療廃棄物の種類

「医療廃棄物」は法令上の表現ではありませんが、医療行為によって発生した廃棄物のことを指します。
（出所：全国産業産業資源循環連合会_医療廃棄物処理の基礎知識　第一章1.医療廃棄物の種類と判断基準,pp1 ）

種類	廃棄物の例
汚泥	検査室・実験室等の排水処理施設から発生する汚泥、その他の汚泥
廃油	アルコール、キシロール、クロロホルム等の有機溶剤、灯油、ガソリン等の燃料油、入院患者の給食に使った食料油、冷凍機やポンプ等の潤滑油、その他の油
廃酸	レントゲン定着液、ホルマリン、クロム硫酸、その他の酸性の廃液
廃アルカリ	レントゲン現像廃液、その他のアルカリ性の液
廃プラスチック類	合成樹脂製の器具、レントゲンフィルム、ビニルチューブ、その他の合成樹脂製のもの、オムツ
ゴムくず	天然ゴムの器具類
金属くず	金属製機械器具、金属製ベッド、その他の金属製のもの
ガラスくず・コンクリートくず及び陶器くず	ガラス製の器具、びん、その他のガラス製のもの、ギブス用石膏、陶磁器の器具、石膏模型、その他の陶磁器製のもの
感染性廃棄物	血液・体液・汚染物等の付着した注射針、採決管、手袋、衣服、オムツ、等（感染性病原体が含まれるか、付着しているか又はそれらのおそれのある産業廃棄物）