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漏水検知システム DEFECTIVE SYSTEM

万が一、遮水シートに損傷が生じたら

埋立地から外部に汚水の流出がないよう、入念な管理を行っています。埋立地の底面部には電極及び導電性マットを設置し、遮水シートに損傷が無いか、自動計測システムにより常にモニタリングできる電気式の漏水検知システムを導入しています。
万が一、遮水シートに損傷が生じたら、電圧の変化から損傷部を瞬時に検知し管理棟の計測用モニターに警告音が鳴り、異常が発生している箇所を、画像で明示します。
24時間・365日体制で検知するため、外部に漏水してしまう前に確実に損傷部の補修が出来ます。

※この画面はデモ画面です。

漏水モニターの画面

異常が発生した場合、視覚と音で知らせると共に異常部の場所を表示します。

破損箇所を確実に補修

漏水モニターでシートの電気抵抗値が異常を示すと、ピンポイントで穴の箇所が特定されます。埋立量が少ないところでは埋立廃棄物を取り除いて補修しますが、埋立て量が多い場合にはボーリング(円筒状の穴を掘削する)し、損傷箇所周辺の保護土を洗い流し吸い上げて空間をつくり、補修剤を注入、穴を完全にふさぎます。この後にはもちろん検知システムで補修確認をします。

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    検知システムにより破損箇所を特定し、損傷部の近くまでボーリングを行い、送水管を通します。

    破損箇所補修イメージ1

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    ノズルから出る超高圧水とエアーの噴射で保護土を洗い出します。   

    破損箇所補修イメージ2

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    補修剤を注入します。

    破損箇所補修イメージ3

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    補修剤は保護土と混じることなく固まり、破損箇所が確実に補修されます。

    破損箇所補修イメージ4

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