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遮水構造 STRUCTURE

多層構造の環境保護シート(遮水シート)を採用し、現在考え得る最高の遮水構造を構築。

「飯坂クリーンサイト」では廃棄物埋立地の全ての法面に遮光層一体型シートを敷きつめ、基礎地盤と廃棄物埋立地を完全に遮断しています。さらに底面部には、浸出水が基礎地盤に漏れ出ることがないよう、一般的な二重遮水構造に加え、ベントナイト混合土を遮水シートの間に設置する事により、万が一水が漏れてもこの層が水を吸って膨張し、外に逃がさない三重の遮水構造となり、より高い安全性を確保しています。
管理型処分場では雨が廃棄物を洗い、覆土を通り抜けて底面部で水が集められます。この水は浸出水集排水管を通って浸出水浄化システムにて、汚れを除去されます。

遮光層一体型シート

遮光層一体型シート

紫外線によるシートの劣化を防ぐため、遮光層一体型シートを全ての法面へ使用しています。
周囲の自然との調和を考慮し、グリーン色を採用しています。

ベントナイト混合土

ベントナイト混合土

ベントナイト混合土とは、火山灰の変質作用でできた上質の粘土のベントナイトと、現地発生土を混合し、水を含むと体積が膨張し、多量の水を吸収しても液状化しないという自己修復機能を持った高品質の粘土です。
この、ベントナイト混合土を利用する事により、透水係数を1/10,000,000m以下と言う高い遮水機能を確保します。

遮水シートのグレードアップ

遮水シートのグレードアップ

遮水シートの厚さを通常の1.5mmから一部を2.0mmへとグレードアップする事により、遮水性能を向上させ、より高い安全性を確保しています。

シートの接合(熱融着)

シートの接合(熱融着)

遮水シートはシート同士のつなぎ目から水が漏れないように、重ねた部分を熱で溶かして一体化します。熱融着を施したすべての個所は空気による検査を実施し空気漏れがないか完全にチェックしました。

遮水構造

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